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固定型2次元コード・リーダ

固定型2次元コード・リーダ

固定型2次元コード・リーダとは

PDF-417、Data MatrixやQRコードに代表されるスタックコード/2次元コードは2000年代に入り急速に普及が進みました。1次元のバーコードに較べると同じスペースに、はるかに多くの情報を盛り込むことができるのが大きな利点です。

半導体ウェハの外周には、ロット番号などの生産履歴を管理する情報がData Matrixでマーキングされています。 
                                     FedEx, UPS など米国系の輸送企業は、航空貨物の配送ラベルに追跡番号や仕向け地など、多くの情報をPDF-417に 印刷して利用しています。またPDF417は、血液などの医療検体検査に使用する試薬を管理する目的でも使用されており、 メーカー名,薬品名,製造年月日,使用期限などが印刷されて厳格な管理に利用されています。

過去殆どの自動認識技術は米国で開発されましたが、QRコードは日本で開発された技術です。QRコードは2000年代までは日本国内でしか利用されていませんでしたが、2010年代に入りスマートフォンの普及とともに、 企業がモバイルサイトURL へ誘導する手段として北米などでも急速に普及が進んでいます。

これらの2次元コードを読み取るリーダは、シンボル画像を小型カメラで撮影してデコードし、その情報を ホストへ伝送する機能をもっており一般に「イメージャ」と呼ばれます。

この技術はインターメック社が基本特許を確立、自社で製品化をするとともに多くの企業にも製造ライセンスを供与しています。
ライセンスを受けた企業の一社、ハンドヘルドプロダクツ社(HHP社,現ハネウェル社)が開発をしたイメージャ・モジュールは様々な企業によって 2次元コードリーダ製品に組み込まれています。

そのうちの一社ジャダック社はHHP社の技術者達が設立した企業であり、2002年にコストパフォーマンスの高い固定型2次元コードリーダを開発しました。


その後マイクロスキャン社などにより超高精細リーダや高速搬送に対応可能なリーダなど、特徴ある製品が次々と開発されています。


製品ラインナップ

FM204
小型固定型二次元シンボル・リーダ、コストパフォーマンスに優れ医療分析装置組込で実績在り。
FM5
新型モジュール搭載、医療分析機組込用途を視野に入れた次世代最新モデル