使いやすいGUIで高速、高精度測定
タグの試験にも、リーダーの試験にも対応
対応規格/プロトコル
ISO/IEC 18000-63 ( ISO/IEC 18000-6 Type C )
GS1 EPG global Gen2 ( including Gen2 V2 )
ISO/IEC 18046-3
ISO/IEC 18047-6
ISO/IEC 29167-10 and ISO/IEC19823-10
SAE International AS5678 Aerospace standard
CISC RFID Xplorer は、コンパクトな筐体1台で
・タグとリーダ・ライタとの信号解析
・タグの適合性試験
・疑似タグを使ったタグ・エミュレーション
・タグやリーダ・ライタの性能評価
などに対応する、多機能RFID試験・検査装置です。
この1台で、タグやリーダ・ライタの研究開発から設計・製造、システム導入現場での問題解決まで、全ての要求に応えます。
SNIFFER機能は、リーダ・ライタからのコマンドと、タグからのレスポンスをリアルタイムに検出し、各コマンド名とタグのレスポンス・タイプ名を各信号の上に表示するので、リーダ・ライタとタグとの交信シーケンスを視覚的に捉え、解析することができます。また、Select、Query、ACKなど、リーダ・ライタからのコマンドでトリガーをかけ、画面の表示タイミングを変えたり、交信シーケンスをレコーディングして、後から詳細な検討を行うこともできます。~解析例をもっと詳しく~
フレーム情報解析画面では、リーダ・ライタからのコマンドと、タグからのレスポンスの内容をタイムスタンプと共にツリー構造で表示します。また。タグ信号解析画面では、タグからのレスポンス信号波形やタグのスペクトラムなどが表示され、信号に含まれるデータ内容や、振幅(mV p-p)、SNR、BLFなどを確認できます。
タグの適合性試験画面では、指定したシーケンスでリーダ・ライタのコマンドを送り、タグのレスポンスの適合性を、時間領域と周波数領域の両面から確認することができます。また、"EPC Compliant Class-1Generation-2 UHF RFID Devices Conformance Requirements" に対応した適合性自動試験機能を使うと、あらかじめシーケンス・ファイルに設定された適合性試験項目を自動で試験し、試験結果をレポート形式で表示することができます。
疑似タグの設定画面で、Delimiter、Tari 、RTcal、TRcalなどの最大値、最小値、T1 timeout やBLFのオフセット値、Duty cycle、 RN16 Modeなどを設定し、選択したメモリバンクへのデータを書き込んだ疑似タグを使い、リーダ・ライタ開発やシステム構築における課題の検討を行うことができます。 また、リーダ・ライタの性能評価機能を使い、周波数毎のリーダ・ライタの受信感度を測定することができます。
タグの性能評価画面では、"GS1 EPCglobal Tag Performance Parameters and Test Methods"に対応し、周波毎のタグの起動電力やバックスキャタ、読み取り距離などを測定し結果を表示します。また、ターンテーブルを使い、タグの放射パターンも表示することができます。